近年、インテリアのアクセントとして注目されている「フェイクグリーン(人工観葉植物)」。
水やり不要で手軽に取り入れられることから、多忙な人や植物初心者にも人気です。

ですが、実際にフェイクグリーンを飾る前に気になるのが、本物の観葉植物との違いや注意点。
この記事では、フェイクグリーンのメリット・デメリットをわかりやすく解説しながら、本物とどちらがあなたに合っているのかを比較していきます。
フェイクグリーンとは?
フェイクグリーンとは、本物そっくりに作られた人工の観葉植物です。
素材は主にプラスチックやポリエステルなどで、リアルな質感を再現するために細部まで作り込まれています。
最近では、遠目には本物と区別がつかないほど精巧な商品も多く、ニトリやIKEA、ネットショップなどでも手軽に購入できます。
フェイクグリーンのメリット
本物の観葉植物と比べてフェイクグリーンには、次のような長所があります。
- 水やり・お手入れが不要
- どこに置いても大丈夫
- 長持ちする
- 虫が出ない
- アレルギーの心配がない
- インテリア性が高い
フェイクグリーンは枯れることがないため、水やりや肥料、日光の心配がありません。
生きている植物と比べて、手入れが非常に簡単です。
忙しい方や植物を育てるのが苦手な方にぴったりです。

光が届かない場所でも飾れるのが魅力。
玄関・トイレ・浴室・窓のない部屋、空調が効いている場所など、本物では難しい場所でもOKです!
また、色あせたり枯れる心配がないので、長期間美しい状態を保ちます。

本物の植物には付きものの害虫や土のにおいがなく、衛生的に安心して室内に置けます。
特にキッチンや寝室、オフィスに最適です。
また、花粉やカビの心配がないため、アレルギー体質の方や小さなお子様がいる家庭でも安心して楽しめます。
さらに、最近のフェイクグリーンはデザイン性が高く、おしゃれなインテリアグッズとしても人気で、お部屋の雰囲気を手軽にグレードアップできます。
フェイクグリーンのデメリット
本物の観葉植物と比べてフェイクグリーンには、次のようなことが短所になるでしょう。
- 空気清浄効果がない
- リアルさに欠ける
- ホコリが溜まりやすい
- 経年劣化する
- やや価格が高い
本物の植物にある空気浄化・湿度調整効果はフェイクグリーンにはありません。
見た目だけの癒しにとどまります。
ですが、最近は光触媒フェイクグリーンといって、空気清浄効果や消臭、抗菌機能を有しているものもあります。
人工的な外見が本物の植物と比べて、満足感が得られない場合があります。
しかし、最近のフェイクグリーンは実に精巧に出来ており、遠めから見たら本物と区別するのがかなり難しいですよ。

水洗いできない素材も多く、ホコリが目立ちやすいのが難点。
定期的な掃除は必要になります。
長期間飾っていると、色あせや変形が起こることも。
耐久性はありますが、半永久ではありません。
あとは、やや価格が高いといったことがあげられるでしょう。
フェイクグリーンと本物、どっちがいい?
比較項目 | フェイクグリーン | 本物の植物 |
お手入れ | 不要 | 必要 |
空気浄化 | ✖(光触媒は〇) | ◎ |
見た目 | 〇 | ◎ |
虫の心配 | 無し | 有り |
費用 | 初期費用のみ | 継続コストあり |
こんな人にはフェイクグリーンがおすすめ!
- 忙しくて植物の手入れをする時間がない人
- 日当たりの悪い部屋に緑を取り入れたい人
- 虫やアレルギーが気になる人
- 手軽にインテリアを楽しみたい人
まとめ|フェイクグリーンは“手軽さ”が最大の魅力!
フェイクグリーンは、手間をかけずにグリーンのある暮らしを楽しめる便利なインテリアアイテムです。
本物の植物のような効果はないものの、その手軽さや見た目の美しさから、生活空間に彩りを与えてくれます。
間近でじっくりと見ないと本物の植物との違いが分からないくらいに、近頃のフェイクグリーンは精巧に出来ています。
最近では光に当たることで、空気清浄してくれるような光触媒加工されているフェイクグリーンも登場しています。

見ているだけで心が癒される緑。
お手入れ不要の人工観葉植物フェイクグリーン。
是非、お部屋にさりげない緑を飾ってみてはいかがでしょうか?
本物かフェイクか迷っている方は、ライフスタイルや設置場所に合わせて、上手に選んでみてくださいね。
