11月は秋から冬への移り変わりで、気温差が大きく「何を着るか迷う」時期です。
朝晩はぐっと冷え込む一方で、日中は動くと汗ばむこともあり、服装選びに悩む方も多いのではないでしょうか。
特に40代・50代の大人女性は、年齢に合った落ち着きや上品さを意識しつつ、防寒性や着心地の良さも重視したいものです。
そんな季節だからこそ、シーン別に活躍するアウターやニット、ボトムスを上手に組み合わせることが大切です。
今回は、通勤・休日・お出かけなど、ライフスタイルに合わせた11月のコーディネート例とおすすめアイテムを紹介します。
11月の気温と服装の目安
- 平均気温:10~15℃前後(地域によって差あり)
- 朝晩は冷え込むので アウター必須
- 日中は歩くと汗ばむこともあるため、 重ね着で調整 がポイント
コーディネートのポイント
1.色使いはベーシックカラー+差し色
グレー、ベージュ、ネイビーをベースに、ボルドーやマスタードを差すと季節感アップ。
2.素材感で季節を演出
ウール、カシミヤ、フェイクスエードなど暖かみのある素材を選ぶ。
3.重ね着で体温調節
薄手ニット+カーディガン+アウターのように3層で調整できると便利。
40代・50代に似合う11月の基本コーデ
通勤コーデ
ウールコート+ニットワンピース+タイツ+パンプス
40代・50代の通勤スタイルは、清潔感と上品さが第一。
11月は朝晩が冷え込むので、裏地付きのウールコートを一枚持っておくと安心です。
ニットワンピースは、Iラインシルエットを選ぶと体型をすっきり見せてくれる効果があります。
タイツは厚手の80デニール前後を選べば防寒も◎。
足元はヒールのあるパンプスで女性らしさを演出しつつ、歩きやすさを重視したローヒールやブロックヒールがおすすめです。
- ウールチェスターコート(ベージュやネイビーが定番)
- Iラインのニットワンピース(無地やリブ編みで上品に)
- ローヒールパンプス(ポインテッドトゥで大人らしさUP)

休日カジュアルコーデ
ダウンベスト+タートルネックニット+デニム+スニーカー
アクティブに過ごす休日は、動きやすさと防寒性がポイント。
軽量ダウンベストは脱ぎ着しやすく、紅葉狩りやお散歩など体温調整が必要な場面で大活躍します。
タートルネックニットは首元を暖かく守ってくれるだけでなく、小顔効果も期待できます。
デニムは濃いめのインディゴカラーを選ぶと大人っぽくまとまり、スニーカーは白やグレーを合わせれば抜け感が出ます。
- 軽量ダウンベスト(コンパクトに持ち運べるタイプが便利)
- ハイゲージタートルニット(毛玉ができにくい素材がおすすめ)
- ストレートデニム(ゆったりシルエットで今年らしく)
- ローカットスニーカー(ホワイト系で爽やかに)

お出かけ・きれいめコーデ
ショート丈ジャケット+プリーツスカート+ショートブーツ
お食事やショッピングなど、ちょっとおしゃれをしたい日にぴったりのスタイル。
ショート丈ジャケットは腰回りをすっきり見せ、脚長効果が期待できます。
プリーツスカートは動くたびに揺れるシルエットが女性らしく、落ち着いた色(カーキ、ボルドー、グレー)を選ぶと大人の上品さを引き立てます。
ショートブーツはスエード調を選ぶと季節感が出て、ヒールありならフォーマル寄りに、フラットなら歩きやすくカジュアル寄りに使えます。
- ショート丈ジャケット(ツイード素材やノーカラーで華やかに)
- プリーツスカート(ロング丈でエレガントに)
- フェイクスエードブーツ(5cm前後のヒールで美脚効果)
- レザーバッグ(小ぶりのハンドバッグで上品に)

11月に活躍するおすすめアイテム
アウター
チェスターコート

スッキリとしたシルエットで、オンオフどちらにも使える万能アウター。
特に40代・50代には、ベージュやネイビー、グレーなどの落ち着いた色合いが上品さを引き立てます。
膝丈前後を選ぶと体型カバーも叶い、通勤やお出かけに重宝します。
キルティングコート

軽くて動きやすく、程よい防寒性が魅力。
カジュアルながらも女性らしい印象を与えるため、休日スタイルにぴったりです。
ノーカラータイプならストールやマフラーとの相性も良く、重ね着コーデが楽しめます。
軽量ダウンジャケット

寒さが増す11月後半からは、軽量ダウンが大活躍。
ボリューム感を抑えたシルエットを選ぶと、着膨れせずすっきり見えます。
旅行や外出時にも便利で、折りたためるパッカブルタイプも人気です。
トップス
タートルネックニット

首元を暖かく包み込み、小顔効果も期待できる万能アイテム。
ベーシックカラーはもちろん、差し色にボルドーやグリーンを取り入れると、秋冬らしい華やかさが加わります。
ジャケットやコートのインナーとしても重宝。
Vネックカーディガン

顔周りをすっきり見せてくれるVネックは、大人女性に特におすすめ。
インナーにブラウスやカットソーを合わせればレイヤードスタイルも楽しめます。
オフィスから休日まで幅広く使えるのが魅力です。
シルク混インナー(防寒&上質感)

薄手で暖かいのに、着心地が滑らかでチクチクしにくいのが特徴。
重ね着してももたつかず、肌触りの良さから「冬の必需品」として愛用する人が多いアイテムです。
ボトムス
ワイドパンツ(裏起毛タイプも人気)

動きやすく体型カバーも叶うワイドパンツは、40代・50代の強い味方。
裏起毛タイプなら寒い日も安心。
きれいめ素材を選べば通勤にも使え、ニットやジャケットと相性抜群です。
ロングスカート

プリーツやフレアなど動きのあるデザインが女性らしさを演出。
落ち感のある素材を選ぶと縦のラインが強調され、すっきりとした印象になります。
ショートブーツとの相性も◎
小物
ストール(大判タイプで体温調節に便利)

肌寒い朝晩には肩掛けやひざ掛けとしても活躍。
大判タイプならアウター代わりにもなり、1枚で着こなしの幅が広がります。
チェック柄や明るい色を選べば、シンプルなコーデのアクセントにも。
レザーバッグ(秋冬らしい落ち着いた雰囲気に)

レザー素材は大人の上質感を引き立てるキーアイテム。
黒やブラウンはもちろん、グレージュ系も40代・50代に人気です。
A4サイズ対応なら通勤、コンパクトサイズなら休日のお出かけに最適。
ショートブーツ(歩きやすさ重視)

パンツにもスカートにも合わせやすく、秋冬コーデの仕上げに欠かせない存在。
ヒールは3~5cmの太めを選ぶと歩きやすく、脚長効果も期待できます。
スエード調なら季節感もアップ。
まとめ|大人女性の11月服装は「上品さ+防寒」がカギ
40代・50代の女性にとって、11月は秋から冬へと移り変わる季節。
日中と朝晩で気温差が大きく、「何を着るか迷う」時期でもあります。
そんな時こそ、体温調節しやすく、上品さをキープできるアイテム選び がポイントです。
ウールコートやタートルネックニットなど、上質で長く愛用できるベーシックアイテムに加え、軽量ダウンやキルティングコートなどの機能性アウターを賢く取り入れれば、快適さと大人のエレガンスを両立できます。
また、ストールやレザーバッグ、ショートブーツといった小物をプラスすることで、コーデ全体に季節感と華やかさをプラス。
オン・オフ問わず、日常の装いに洗練された印象を与えてくれます。
11月は、「防寒」と「上品さ」のバランスを意識しながら、自分らしいスタイルを楽しむ絶好のタイミング。
シーンに合わせて着こなしを工夫し、寒さに負けずおしゃれを満喫しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。